近年、ふ化場から放流されたサケには、耳石とよばれる器官にバーコード状の標識
が付いています。その標識を見ることで、いつ、どこのふ化場から放流されたのか
といったような情報を読み取ることができるのですが、実はそんな話をしながらも、
自分では実際に耳石のバーコードを見たことがなかったため、昨日、休暇を利用し
て、さけますセンター千歳事業所さんにご無理を言って、耳石標識の見方を勉強
させていただきました。

こちらが、独立行政法人水産総合研究センターさけますセンター千歳事業所です。
今回は、昨年の
サケをテーマにしたサイエンスZEROにも出演されていたOさんにご指導、
ならびに写真撮影までご協力していただきました。お忙しい中、本当にありがとう
ございました。
まずは、耳石をスライドグラスに貼り付けます。
こちらが、そのための道具一式です。

そして、こちら。ブタの鼻のようにも見えますが、白いのが耳石です。ちゃんと右左
があるんですね。

続いてホットプレートの上でノリを溶かし、スライドグラスに耳石を貼り付けます。
このとき、ノリに気泡が発生してしまうと観察しにくくなるので、注意深く気泡を
潰します。センターの皆さんは簡単そうにやっていましたが、これがなかなか大変
な作業でした。ここでしっかりくっつけないと、あとでポロッと剥がれてしまうそう
です。

次に貼り付けた耳石を、目の粗さの違う3種類のサンドペーパー(黒、青、ピンク)で
磨き、薄くしていきます。

このとき、削りすぎずでも観察しやすいように、時々顕微鏡で確認しながら、慎重に
削っていきます。このあたりは、経験による勘が必要のようです。

さて、何とかできあがった耳石を顕微鏡で見たのがこちら。

赤い矢印のところに、人工的な輪紋がお分かりいただけるでしょうか。
今回、およそ二時間近くに渡ってご指導いただき、貴重な体験をすることができ
ました。さけますセンター千歳事業所の皆さん、本当にありがとうございました。
サタデースクールのテーマとしてもなかなか面白そうですので、今後やり方を検討
していきたいと思います。
耳石標識について詳しくは、
こちらのページをご覧ください。
最後にオマケ。

事業所近くにいっぱいあったマタタビの実です。実ではネコは酔っぱらわないらしい
ですが、ネコを飼ったことがないので試したことがありません。実験させてくれそうな
心あたりが無いこともないのですが、もし許していただけたら確かめてみたいと思います。
posted by チトセアメ at 23:59| 北海道

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Comment(2)
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ちょっと裏話
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